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評価: --- ギャガ・コミュニケーションズ (2008-01-01)
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私の好きなペドロ・アルモドバル監督作品。
主人公はライムンダという一人の母親。
父(義父)に乱暴されそうになったライムンダの娘が、その父を刺し殺してしまう。ライムンダは娘をかばうために夫の死体を隠す。
一方で、ライムンダの死んだはずの母親が実は生きていて――。
というのが、大まかなストーリー。
正直に言えば、後味はよくない映画ですね。それでいいのか、という終わり。映画だからいいとは思いたくない。正論でしかないかもしれないけど、罪を犯した人間にはやはり償って欲しい。罪を背負いながら生きる母親の強さを描きたかったのかもしれないけれども。
まぁ、ライムンダは娘(何と妹でもある)に自分を投影していたのかもしれません。自分が父親に乱暴された時には、母親も誰も助けてくれなかった。だからこそ、自分の娘をかばい助けたのかもしれない。ある意味過去の自分を守りたかったのかと、ライムンダの気持ちを汲むことはできます。
複雑な人の心と人間関係を鮮やかな映像でさらりと描いてしまう辺りは、流石ペドロ・アルモドバル。
主演のペネロペ・クルスは、匂い立つような美しさでした。